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2016年10月8日~13日フィリピンと東ティモールの若手農民が交流しました

2010年と11年に、フィリピンと東ティモールの農民交流プログラムを実施してから、早5年。東ティモール・エルメラのコーヒー産地では、その際に得た学びや気づきをもとに、様々な活動を展開してきました。

この間、ネグロスのカネシゲファーム・ルーラルキャンパス(KF-RC)では、自身も研修を終えてスタッフとなった若手メンバーを中心として、研修生の受け入れ・卒業生のフォローアップだけでなく、ファームの自立運営をめざしてがんばってきました。また、東ティモールでも、持続可能な農業・環境保全について実地で学んだ若手農民が地域を引っ張っていくリーダーとなれるように実践を重ねてきました。

そうした若手農民が交流することで、お互いの知恵や経験、悩みなどを共有し、将来につながる気づきや学びを得られるように。APLAが掲げるアジアの「Linkage(つながり)」を次世代にも作っていこう。

深夜にバリを経って、機内泊で早朝にマニラに到着。なかなかの長旅です。

深夜にバリを経って、機内泊で早朝にマニラに到着。なかなかの長旅でヘトヘトです。

2016年10月、そうした目的の元、フィリピンと東ティモールの若手農民の交流プログラムを実施しました。東ティモールからKF-RCを訪問したのは、3人の若手農民(マルクス、マルセロ、アグス)。そこに現地スタッフのパウラが同行しました。3人は、もちろん初めての海外。数カ月前から入念にパスポートやビザの申請手続きを進めて、初めての飛行機で、デンパサール(インドネシア)、マニラ(フィリピン)を経由して、バコロドをめざしました。

約一週間の交流プログラムの内容は以下の通り。東ティモール側にもフィリピン側にも本当に多くの学びや気づきがあった一週間でした。

 

5日目の地域訪問、バイスにて。

5日目の卒業生の地域訪問、バイスにて。

 

それぞれのプログラムごとに、詳細報告を順次アップしていきますので、どうぞお楽しみに!(スケジュールの中で青字になっている部分をクリックしていただくと、別ページに飛びます)

※このプログラムは、公益財団法人かめのり財団からいだたいだ「かめのり賞」を活用して実施しました。