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2016年1月12日アルフレッド・ボディオスさんを偲んで

新年早々、残念なお知らせをしなくてはなりません。カネシゲファーム・ルーラルキャンパス(KF-RC)代表のアルフレッド・ボディオスさん(通称アンボさん)が1月4日未明、心臓発作で逝去されました(享年63)。

voic from_アンボさんアンボさんとは1996年からこれまでの20年間、一緒に考え行動する同志でした。彼の10年にわたる零細農村地域での活動経験からのアドバイスは、日本ネグロス・キャンペーン委員会(JCNC)の地域活動には不可欠なものでした。2001年には故郷ナヨン村の住民から「よそさまのことだけではなく、自分の村をどうにかしてよ」との声を受けて村長となり、電気・水道の完備、協同組合設立など次々と村民の願いを実現させました。JCNCからAPLAに移行する時には、農民たちと膝詰めで話しあってくれたことで、KF-RC設立が実現しました。その責任者として有畜複合循環農業を目指す若い農民を育てることに奮闘してくれ、そろそろ育ってきた次世代にどのように手渡していくかを考えてなくてはならないと話し合っていた矢先の逝去でした。残念でたまりません。

しかし、アンボさんが生涯を通して、貧しく小さくさせられている人々とともに生きようとした信念は、KF-RCで育った若い世代が引き受けてくれると信じています。

APLA共同代表 秋山眞兄