2017年2月、第7期生の3人が無事にカネシゲファーム・ルーラルキャンパス(KF-RC)を卒業しました!
研修に来た頃は、人見知りがすごく、スタッフともあまり話すことができなかったフランクが大勢の前で堂々と話す姿や、自信のある顔つきで楽しそうにみんなに感謝の言葉を伝えるエルナードやロドニーの姿に成長を感じ、嬉しく思いました。
彼らは村に戻り、KF-RCで学んだことを自分なりに実践していきます。昨年度までは、研修生の卒業後すぐに豚舎建設をして、その実践のサポートをしてきましたが、今期の3人より、卒業後数ヵ月の実践の様子を見てから、彼らの地域や家族に合った適切なサポートをしていくことになりました。過去の卒業生の事例を振り返り、KF-RCスタッフとAPLAの話し合いによって決定したことです。また、KF-RCでは養豚が軸になっていますが、水牛やヤギなどの糞尿を利用した循環型農業の可能性についても、スタッフ・卒業生たちと話し合いを重ね、模索しているところです。
報告:寺田俊(てらだ・しゅん/APLA事務局)