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2018年6月13日(水)エルメラでの学校菜園の取組みが進んでいます。

エルメラ県レテフォホ郡レキサラ村には、APLAが現地NGOのPermatilと一緒に、最初に学校菜園(to’os eskolar)を整備するワークショップを実施した小学校があります。

6月半ば、レキサラ村を訪問した際に、先生と子どもたちに学校菜園を案内してもらいました。今年の乾季に入ってからすでに一度野菜の収穫を終えていて、つい先日新たにジャガイモやキャベツ、パセリを植えたところだそう。

先生と子どもたちが自慢の畑を案内してくれました。

 

この学校は山奥の村にあるため、水やりの水は、雨水を貯めて使用したり、近くの湧水をポリタンクで運んできて使用したりしていましたが、特に乾季には学校菜園の活動のひとつのハードルになっていました。そこで、学校菜園の運営委員会(先生、子ども、親たちで組織)がしっかりと管理をすることを確認したうえで、近くの水源から学校に設置したタンクまでパイプで水を引くという支援をしています。

「水やりは誰がしてるの?」「わたしたち!」「草取りは誰がしてるの?」「わたしたち!」「収穫は誰がしてるの?」「わたしたち!」…と、元気いっぱいな子どもたちの姿に今後が楽しみになりました。

みんなの学校菜園で集合写真。

 

APLAでは、エルメラ県内で学校菜園を普及するためのワークショップの開催や教材の制作などを継続していきます。皆さんのご支援をよろしくお願いします。

報告:野川未央(のがわ・みお/APLA事務局)

※水を引くパイプの設置等の支援は、パルシステム埼玉の平和募金を活用させていただきました。