昨年はCOVID-19の影響により、研修生を受け入れることを断念しましたが、
今年度は研修開始に向けて動き出しています。
この日は候補生の自宅訪問をして、本人や家族の意志の聞き取りをおこなったり、農地を見学して卒業後のイメージを共有しました。
現在の候補生は3名。KF-RCへ研修に行くことにワクワクしている表情を見るとこちらも嬉しくなります。
次回の研修生が第9期生となり、卒業生の数も30名以上と少しずつ増えてきました。今回の候補生も卒業生が居る地域から選出をしました。
KF-RCで学んだ循環型の有畜複合農業を各地域で卒業生たちが実践をしながら周りの農家たちに、その経験や知識を広めていってもらうことが目標です。
そのためには、まずは本人が農業を営みながら暮らすことのできるようにKF-RCスタッフ、APLAスタッフは寄り添いながらサポートを続けていきます。
【クラウドファンディング実施中、応援よろしくお願いします】
農場の土地取得をして、活動を継続・発展させたい!
サトウキビ労働者として働いてきた人びとが多いネグロスにおいて、
KF-RCは、農民として自立するための契機と経験を創り出している存在
として大きな意義を持ちます。
この継続的な取り組みにより、
農に根差した地域社会を自分たちの手でつくっていく人びとを一人でも多く増やしていき、
農民たちが当たり前に農業を営みながら暮らすことのできる未来を目指します。