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2022年11月5日(土)バナナワークショップを開催しました

11月5日に神奈川県藤沢市の六会市民センターで、市民の皆さんを対象にしたバナナワークショップ(以下WS)を開催しました。
「バナナをよく食べるから」「普段食べているバナナについてもっと知りたかったから」など、身近な存在であるバナナについて改めて知りたいという参加者が多かったです。また、「フードロスに興味がある」という理由で参加された方もいました。

WSの内容は、
・バナナの基本情報
・フィリピンにおけるプランテーションバナナの背景や課題
・バランゴンバナナの基本情報
・規格外バランゴンバナナとその活用の取り組み
でした。

クイズをしたり、バナナの風景の写真を見て話したり、規格外のバナナに実際に触れたりしながら、参加者の皆さんとコミュニケーションを取りながらWSを進めました。グループで話し合う時間も何回かつくりましたが、皆さん、熱心に話してくださり、いろいろな意見が出ました。

WS後に感想や意見を伺ったところ、
・バナナに関連する多様な情報を得ることができた
・お店に並んでいるバナナの前の風景がわかってよかった
・スーパーで売られているバナナになんとなく疑問を持っていたが、よくわかってよかった
などバナナが私たちの手元に来る前の状況について知れてよかったというものや
・消費者がコストを負担するので、消費者に理解を深めることが必要だ
・もっと勉強が必要だと思った
など消費者として知ることの重要性などを挙げてくれました。

規格外バランゴンバナナの活用方法についてアイディアを募りましたが、
・長期に保存できるようにフリーズドライ、冷凍、燻製
・特定機能商品化へトライ
・レトルト化し乳幼児食品を開発
・コンビニで販売している豆腐バーをまねて「バナナバー」
といったユニークな商品の案や
・バナナの背景を理解して共同購入者を募る
・教育機関でワークショップをする、食育
など、お話とセットで活用するアイディアなどいただきました。

帰りがけに「この規格外バナナを活用するプロジェクトを友人に広めたい」「このプロジェクトがどう進んでいくか、教えてほしい」「規格外バランゴンバナナを購入する」などと言ってくださる方もいて、バランゴンバナナのこと、規格外バランゴンバナナのことが今後も広まっていく様子が感じられ、とても充実した時間となりました。参加者の皆様、ありがとうございました。

報告:福島智子(ふくしま・ともこ/APLA事務局)

規格外バランゴンバナナについては、ぽこぽこバナナプロジェクトのウェブサイトをご覧ください。

ワークショップ開催についてのお問合せは、APLA事務局まで。お問い合わせフォームからどうぞ。