昨年4月に引き続き、今年も7月初めに福島県南相馬市にあるバナナ募金でバナナをお届けしている「原町聖愛こども園」「聖愛ちいろば園」を訪問しました。
原町聖愛こども園では、まずは、バランゴンバナナに関するクイズを実施。「バナナのお花はどれでしょう?」「バナナがやってくるフィリピンはどこでしょう?」など。子どもたちは三択クイズに積極的に参加してくれて、正解すると、「やった~」と大きな声で喜んでいました。
次に、バランゴンバナナがどうやって育ち、日本にやってくるかを紹介しました。バナナが日本に届くまでのイラストを用意していったので、イラストと写真の両方を使って説明しました。
今回の訪問では、規格外バランゴンバナナを用意したので、バナナが日本に届いてから、皮に傷があったりすると、販売されないで捨てられてしまうこともお話しました。そして、この規格外バランゴンバナナを楽しく活用する方法として、「バナナアート」を紹介し、4歳と5歳の子どもたちと実践しました。
4歳、5歳の子どもたちには少し難しいかなとも思いましたが、隣に座って近くで見せたり、手を添えて手伝ったりしながら、それぞれアートを完成させました!まるやハート、中には猫や魚なども。「できた人は見せてね」と言ったら、子どもたちは、にこにこしながら、描いたイラストを見せにきてくれました。
一緒に昼食をとった後で、子どもたちから「とんでったバナナ」の歌のプレゼント。さらに、首飾りと写真を入れた絵もいただきました。子どもたちからのプレゼントにあたたかい気持ちになりました。
その後は、聖愛ちいろば園を訪問。お昼寝の時間だったので、子どもたちとのこ交流はできませんでしたが、畑を備えた素敵な園舎を見学させていただき、園長先生とじっくりお話することができました。
私は初めての訪問でしたので、行く前から楽しみだったのですが、10年以上、バランゴンバナナがつないできた交流に少し触れることができ、大変感動しました。バナナ募金にご協力いただいている皆さんに少しでも活動の様子が伝えられたら幸いです。
福島智子(ふくしま・ともこ/APLA事務局)