APLAでは、これまでエルメラ県の公立小学校での学校菜園の取り組みをサポートしてきましたが、合同会社PLCとの協力により、2021年度からの3年間、カンボジアと東ティモールの環境教育実践者同士の経験交流を通じて「援助に頼らずに環境教育を自走させる」方法を共に考え編み出すためのプロジェクトに取り組みました。コロナ禍と重なってしまったため、両国の学校菜園活動の実践を記録した映像を製作し「ビデオレター」の交換という形式での経験交流となりました。
下記がエルメラ県での取り組みをカンボジアに伝えるために製作した動画(テトゥン語+英語字幕)です。
2024年2月、PLCの下田さんと一緒にエルメラの小学校を訪問し、カンボジアの小学校の学校菜園の取り組みを伝える下記の動画(クメール語+英語字幕)を子どもたち&先生たちに観てもらうことができました!
カンボジアという国があるのも初めて知った子どもたち、いつか動画を通じてだけでなく、オンラインでの交流などもできたら…と夢も膨らみます。
学校菜園活動への直接的なサポートは今年度で終了しますが、今後も国を越えた様々な形での学び合いの場をつくっていきたいと考えています。
報告:野川未央(のがわ・みお/APLA事務局)
※本プロジェクトは、りそなアジアオセアニア財団の助成を受けて実施しました。