ガザ地区での「停戦発効」後、ヨルダン川西岸地区でのイスラエルによる軍事攻撃がこれまで以上にエスカレートしています。ヨルダン川西岸地区ラマッラーに本部を置くパレスチナ農業開発センター(UAWC)より、緊急速報と行動の呼びかけが届きました。
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西岸地区におけるイスラエルによる侵略と抑圧の激化は、暴力、強制移住、植民地化の調整された戦略を反映しています。国際社会は、イスラエルの責任を追及し、パレスチナ人の生命を守るために断固として行動すべきです。また、各国は、イスラエルはヨルダン川西岸の占領を終結させなければならないという国際司法裁判所と国連総会による決定が示している法的義務を遵守しなければなりません。
UAWCは以下の通り呼びかけます:
- 即時の国際介入:西岸地区における軍事作戦と入植者による暴力の停止の要求
- 責任にもとづいた措置:武器禁輸、貿易停止、制裁の実施、国際司法裁判所で継続中の裁判を含む国際的な法的措置の支援
- パレスチナ人の不動の抵抗と食料主権への支援:強制移転、破壊、生計手段の喪失に対抗しているパレスチナ人コミュニティに対して、破壊された農地やインフラを再建するための直接的な財政的・物質的支援の供与
西岸地区の状況は悲惨であり、イスラエルによる侵略と抑圧は日々激化していくことが予想されます。私たちは強く求めます、世界中の市民社会、政府、あらゆる組織が連帯を強め、パレスチナ人にとっての正義を求めて動くことを。不作為の代償は、失われた命、破壊された地域社会、そして深刻化し続ける人道危機によって測られることを忘れないでください。
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全文は以下のPDFをご確認ください。
20250127UAWC
原文(英語)はUAWCのウェブサイトからご覧いただけます。
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UAWCからの呼びかけを受け、APLAとしてどういった具体的な行動が取れるか、検討していきたいと思います。