以下の連続講座にAPLAも関わっています。授業やお仕事帰りにお気軽にご参加ください!ATJの東ティモールコーヒーが1杯つきます♪
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東ティモールの人びとの自由を求める闘いは、
この連続講座では、
この連続講座を通して、東ティモールの独立(回復)10周年の「
◆第5回 ナガランド
日時:2012年11月30日(金)18:30~20:30(18:00開場)
講師:南風島渉(報道写真記者)
連続講座の最終回は、インド・ビルマ(ミャンマー)国境に引き裂かれたナガ民族の地、ナガランド。
焼き畑や狩猟、精霊信仰などで独自の文化を育んだこの地は一方で、60年以上にわたる殺戮の紛争地です。
民族自決を求めるナガ民族と、武力弾圧を繰り返すインド、ビルマ両政府。
世界の誰にも知られることなく続く戦争の犠牲者は20万人ともいわれ、多くの貴重な文化財が灰と化しました。
停戦協定は16年目を迎えたものの、軍事制圧状態や非人道的な法律は何ら変わらず、問題解決の道筋はいまも不透明なままです。
さらに、インド政府との交渉の温度差から生じたナガ民族内部の分裂と紛争が、市民生活をいっそう脅かしています。
そして経済成長著しいインドにすり寄る日本は、かつてこの地に侵攻し、ナガ民族の独立を約束して協力を取り付け、彼らに多くの犠牲を強いた過去があります。
ナガランド問題とは何か。
なぜ、村の中や家の中にまで国境線が引かれることになったのか。
これほど凄惨で長期間におよぶ戦争を、どうしてわたしたちはほとんど知らずにいるのか。
独立を果たした東ティモールとは何が共通し、何が違うのか───。
ナガ民族が辿った歴史と、世界の無関心が育んだ紛争地の現実から、国家や国境の意味について考える機会になればと思います。
南風島渉(はえじま・わたる)
報道写真記者。おもにアジアの紛争地や人権問題を取材。東ティモールは93年から、ナガランドは98年から取材を続けている。
『いつかロロサエの森で~東ティモール・ゼロからの出発』(00年、コモンズ)
『見えないアジアを歩く』(ナガランド章)(共著、08年、三一書房)
『血と涙のナガランド~語ることを許されなかった民族の物語』(共訳、カカ・D・イラル著、11年、コモンズ)
ドキュメンタリー映画『Canta! Timor(カンタ!ティモール)』監修(広田奈津子監督、12年)
場所:大阪経済法科大学 東京麻布台セミナーハウス(東京メトロ日比谷線「
資料代:500円(東ティモールのコーヒー1杯付き)
※できるだけ事前にお申し込みください(
お申し込み・お問い合わせ先:
E-mail:tl10th-lecser@hotmail.co.jp
Tel:080-1053-6654(高橋)
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◆第1回 東ティモール
日時:2012年7月13日(金)【終了しました!】
講師:高橋茂人(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員)
◆第2回 ビルマ
日時:2012年8月3日(金)【終了しました!】
講師:山本宗補(フォトジャーナリスト)
◆第3回 パレスチナ
日時:2012年9月28日(金)【終了しました!】
講師:津高政志(日本国際ボランティアセンター パレスチナ事業担当)
◆第4回 インドネシア
日時:2012年10月26日(金)【終了しました!】
講師:佐伯奈津子(インドネシア民主化支援ネットワーク)