コーヒー、紅茶、バナナ、チョコレートなど、たくさんの食品が世界の国々から、しかもその多くは途上国から、そしてときには驚くほど安い価格で、私たちの食卓に届けられています。ところでみなさんは、こうした食品を生産している人々が強いられている過酷な労働条件や生活環境のことを考えてみたことはありますか。フェアトレードとは「公平な貿易」、つまり途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、経済的にも社会的にも弱い立場にある途上国の生産者や労働者の生活改善と自立をめざす貿易の仕組みと言われます。そこで今回は、そうしたフェアトレードの実践に関わっているパルシステム連合会の髙橋宏通広報本部長と特定非営利活動法人APLAの吉澤真満子事務局長にご講演いただき、また、本学大学院国際交流研究家の廣重剛史専任講師も加わってのパネルディスカッションを通して、みなさんとともにフェアトレードの視点から、食のグローバル化と国際協力について考えてみたいと思います。
日時:2017年7月15日(土)15:00~16:40(開場14:30)
会場:目白大学新宿キャンパス 10号館9階10901教室
※参加無料/申込不要
お問合せ先:目白大学大学院国際交流研究科、目白大学社会学部地域社会学科(TEL:03-5996-3158)
主催:目白大学大学院国際交流研究家
共催:目白大学社会学部地域社会学科
協力:パルシステム生活協同組合連合会