定員に達したため、参加申込みは締切りました。
民衆交易(People to People Trade)のバランゴンバナナの産地の一つであるフィリピン・ミンダナオ島のレイクセブは、ティボリ族やオボ族といった先住民族が多く暮らす地域です。標高が高いため涼しく、セブ湖畔の美しい風景もあわさって、観光地としても有名になっています。
元々は、焼畑、ラタン採集、狩猟などで生活をしてきていたレイクセブの先住民族でしたが、環境の変化により生計を立てることが厳しくなっていたところ、2007年から民衆交易のバナナの出荷を始めることになりました。バナナという新たな生計手段による安定的な収入を得ることで、先祖から受け継がれた土地や文化を守ることにつながっています。
今回のツアーでは、バランゴンバナナの収穫体験や生産者の家でのホームステイ、買取り規格に満たずに廃棄されてしまうリジェクトバナナの活用方法をバナナ生産者の皆さんと一緒に考えるワークショップのほか、大手企業のバナナプランテーションが広がる近隣地域の訪問など、普通の旅行では体験することのできない充実のプログラムを準備しています。「身近な果物バナナ」の産地で何が起こっているのかを直接見聞きし、オルタナティブな取り組みである民衆交易の価値を共に考えてみませんか?
ツアー参加者には、『甘いバナナの苦い現実』(2020、コモンズ)の編著者である石井正子さんによる事前学習会への参加の機会も用意しています(8月上旬予定)
日程:2024年8月25日(日)〜9月1日(日) 現地発着ツアー
【実施要項】
◾️代金:100,000円
※APLA会員・サポーターの方は5,000円割引
◾️旅行代金に含まれるもの:
・旅行日程中の移動費
・宿泊料金(男女別2人部屋となります)
・旅行日程に記載した食事料金(税・サービス料を含む)
・現地受け入れ団体への謝金
・海外旅行保険料(8日間)
・NPO法人APLAの年会費1年分(新規入会の方)
◾️旅行代金に含まれないもの:
・日本からフィリピンまでの往復航空運賃、燃油特別負荷運賃、国際観光旅客税、空港使用料等
・旅行日程に明示されていない飲食代、及びそれにともなう税、サービス料
・食事の際にアルコール飲料を注文する場合の代金
・クリーニング代、電話代
・1人部屋希望の場合の追加代金
※部屋数に限りがございますので、ご希望に添えない場合がございます。お問い合わせください。
注:現地発着ツアーのため、航空券は、ご自身で手配をしていただきますが、お申込み時にオルタナティブツアーにご相談いただくことも可能です。
航空券の例:フィリピン航空利用の場合
8月25日(日)
PR 431 成田9:30→マニラ13:30
PR2819 マニラ17:10→ダバオ19:00
9月1日(日)
PR454 ジェネラルサントス 9:50→マニラ 11:50
PR432 マニラ14:30→成田 20:00
上記と同じ便をご利用の方は、往路成田空港から集合場所のダバオ空港までAPLAスタッフと一緒に移動できます。
◾️利用宿泊施設(予定):
・Casa Leticia Business Inn(ダバオ市)
・Dolores Lake Resort(レイクセブ町)
・ホームステイ(レイクセブ町)
・Villa Verde Guest House(ジェネラルサントス市)
◾️食事:朝7回、昼6回、夕7回
◾️最小催行人数:6人
◾️募集予定人数:12人
◾️申込み締め切り:7月21日(日)
※締切を過ぎての申し込みはご相談ください。
◾️添乗員:添乗員は同行しません。NPO法人APLAの職員が集合場所のダバオ空港より最終日のジェネラルサントス空港まで同行します。
◾️参加条件:
・18歳以上(18歳未満の方でもご家族と一緒に参加の場合は参加いただけます)
・NPO法人APLAの会員もしくはサポーターの方/これから会員になっていただける方
◾️パスポート残存期限:入国時まで残存有効期間6カ月以上
◾️査証:必要ありません。
◾️ツアー呼びかけ団体:特定非営利活動法人APLA
◾️旅行企画実施:エアーワールド株式会社
大阪市中央区内本町2−2-14−207号
観光庁長官登録旅行業961号/日本旅行業協会(JATA)会員
◾️参加申込み:
参加申込書をお届けしますので、お問い合わせフォームの件名を「ミンダナオツアー参加希望」として、ご連絡ください。お申込みの流れは、下記の通りとなります。
- 必要事項を記入した参加申込書を送付いただく
- 参加申込書受領のメールをお届け
- 最小催行人数が集まり、ツアー催行が確定し次第、旅行代金のご請求書と旅行条件書をお届け《代金のお振込をもって、正式な参加申込みとなります。この時点で各自で航空券の手配をお願いいたします》