[特集]
現代農業論入門
「農業問題」認識の世界・アジア・日本への射程
- 世界農業類型と日本農業―小農社会における農業・農村主体性◎野田公夫
- 経済グローバル化と「売る」ための農業―東南アジア砂糖プランテーションの歴史的教訓◎原洋之介
- 農地改革とNGO・住民組織の挑戦―フィリピン・エスペランサ農園の問題を中心に◎堀芳枝
- 日本型農業は、1ヘクタール営農にあり―小さくてもできる農業の可能性を跡付ける◎篠原孝
- ゲランドと木浦・新安郡の塩田を結ぶもの―韓国の天日塩生産地を脅かす企業進出に抗して◎コリン・コバヤシ
- エントロピー論から見た農業―砂漠こそ基本的な自然である、という認識からの出発◎槌田敦
〈インタビュー〉
映画『それでもボクはやってない』のシナリオをめぐって―「わたしは映画製作者です。」周防正行監督インタビュー
〈特別記事〉
〈民衆の対抗暴力〉についての断章―「殴打が意識を決定する」という「人間の本性性」を超えて◎太田昌国
〈書評〉
「病者の夢」としてのアソシエーション ―柄谷行人『世界共和国へ』を読む◎斉藤渉
〈連載〉
春秋の花◎大西巨人
『世界共和国へ』に関するノート(2)◎柄谷行人
ケアの社会学〔第5章〕 ケアされるとはどんな経験か?◎上野千鶴子
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